「仮想通貨の始め方と儲け方」の続きです。未読の方はこちらも読んでくださいね。
買ったらなるべく早く売り方を決めろ
仮想通貨だけに限らない話ですが、買うときはいろいろ考えるのに売り方は全然考えていない人が多いように思います。
売らないと利益になりません。含み益がいくら膨れようが売らない限りは無意味なのです。
昔の私の失敗談を聞いてください。聞かない方は飛ばしてください笑
2017年、仮想通貨を始めたての私は何かコインを買いたいとうずうずしていました。
そんな時に弟に勧められたコインがXPです。
1XP=0.03円以下でいわゆる草コインというやつです。
素人ながらにホワイトペーパーもコミュニティもしっかりチェックして、いけるんじゃねと判断した私は購入を決意しました。(下図の①)
購入するとどんどん値段は上がり、すぐに2倍以上(1XP=0.06円)になりました。(下図の②)
この時私はまだ冷静でした。
ホワイトペーパーやらから素人ながらにどこまで上がるか予想しました。
1XP=0.5円くらいは行く可能性あるな。しかし1XP=0.1円だとしても買った時の3倍以上だしそこで売ろう。
と一応決めました。
そして少し時間が経ち、XPの値段を見てみると1XP=0.2円になってるではありませんか!(下図の③)
特に指値を設定していたわけではないのでまだXPを持ったままです。
ここから冷静さはなくなります。
見るたびに含み益が増えていくな。売り時わかんねえ。。。
最初に予想した1XP=0.5円も超えました。(下図の④)
ここで利確すればいいのですが私はもう欲の塊です。いけるとこまで行くぜーとムーンコインズハイな状態です。
いけるところはここまでだったようで、ずるずる値段は落ちていきました。
それでも諦めがつかない私はガチホの姿勢です。
やっと諦めがついて全部売り切ったときは1XP=0.05円でした。(下図の⑤)
買った時よりは高く売れましたがすごい損した気分です。
ここで言いたいことは2つです。
一つ目は仮想通貨でもやはり当然、利食い千人力ということです。
利食い千人力(りぐいせんにんりき)とは、無理に含み益の拡大を狙わないでできるだけ早く利益を確定させろという意味の格言です。
もうひとつの言いたいことは、
投資初心者は決めておかないと利確できないぞ
ということです。
価格が上下してからは冷静な判断ができないものです。
利確についてばかり書きましたが損切りについても同様です。買ったらすぐにどうなったら損切りをするのか決めてしまいましょう。
その売り方は次の記事で紹介します。
次の記事>>「【仮想通貨投資法5】利確は指値、損切りは時間制限」
初めから読む場合はこちらから>>「仮想通貨の始め方と儲け方」